


比較的安価なモデルは開き戸タイプ、高価なモデルは引き出し式が主流になってきています。引き出し式は、奥のものでも簡単に取れる、段数が多ければ立体的に収納ができるという利点があります。引き出し式のネックはレールですので、レールがしっかりしているものを選ぶことが重要です。また、大物が収まりきらない場合もあります。
一方、開き戸タイプは、オーソドックスではあるものの、大きな鍋をしまえるなど昔ながらの使いやすさがあります。この2つを組み合わせる方法もあります。どちらにしろ、最近のシステムキッチンの収納はデッドスペースをできるだけなくす工夫がされていて、10年前のキッチンとは較べ物にならないほどの収納スペースが確保されています。また、昇降式の吊り戸棚や、スライド収納などうまく収納するためのシステムもあります。