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    ユニットバスとは、もともとは集合住宅のために開発された浴室ユニットのことで、ひとことでいうならば大きなカプセルのようなもの。この工場で生産された完成されたユニットバスを浴室空間に収めるというわけです。一方、システムバスは集合住宅用のユニットバスに広さやデザインのバリエーションを加えて一戸建て用に開発された浴室ユニットのことですが、広義ではこれもユニットバスということもあります。
     
    ユニットバスを構成するのは、浴室、壁、床、天井、窓、換気扇、照明、ミラー、収納、水栓、カウンター、出入口などです。これに手すりやタオル掛け、浴室乾燥機などが付く場合もあります。更に床暖房も付けられるものもあります。
     
    サイズは、浴室内の内寸が1200×1600mmの1216サイズ(0.75坪)、1600×1600mmの1616サイズ(1坪)、1600×2000mmの1620サイズ(1.25坪)などが一般的ですが、0.75坪の中でも、できるだけ大きなサイズをとるための1300×1600mmの1316サイズなどもあります。
     
    ユニットバスは、一番防水性が必要とされる床と壁が一体成型されているため、浴室自体の防水性においては完ぺきに近いものがあります。配水管工事が確かであれば水漏れの心配がありません。また、経年変化にも強いのが特徴です。

     
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